こんにちは!シープラスの奥村です。
突然ですが、中国の最先端のデジタルマーケティングと聞くと、どんな内容を思い浮かべるでしょうか?
中国の方はどんなデバイスを利用し、どんなデジタルに触れながら生活しているのでしょう?
日本では二人に一人がスマホを持ち、LINE、FacebookやInstagramなどSNSでコミュニケーションを図り
情報を受発信するのが主流の時代ですが、これらのツールは中国では使えません。
テレビやインターネットも多くの規制を受けます。
従って日本企業が一般的に行うマーケティングやプロモーション手法が残念ながら中国では通用しません。
では、何が有効なのでしょうか?今の中国のトレンドとは??
その知られざる最先端のデジタルマーケティングに迫った白熱の2時間強のセミナーでした。
ちなみに、中国Tencent 社の公式の日本語資料が公開されるのは初めてです。
<主催・協賛>
主催:株式会社フェズ(インバウンドマーケティングや越境EC等を含めた国内外のリテイルテック事業全般)
協賛:株式会社C-Plus(シープラス)
メインスピーカー:中国Tencent、iClick Interactive社から計4名
<中国デジタルマーケティングセミナー概要>
日程:2019年7月18日(木)
場所:渋谷ソラスタコンファレンス(渋谷区道玄坂1丁目21−番1号 渋谷ソラスタ4階)
<登壇者及びセッションタイトル(敬称略/登壇順)>
・13:30- 株式会社フェズ取締役副社長 赤尾雄司: 「インバウンドセミナー開催のご挨拶」
・13:35- 株式会社C-Plus 代表取締役 吉野壽人: 「中国インターネットサービスを理解するためのポイントについて」
・13:50- iClick Interactive アジアパシフィックビジネス 総経理 Eric Cheng:
「840万人の中国観光客マーケットの開拓 及び 抖音(中国Tik Tok)の最新のプロモーション事例について」
・14:20-Tencentソーシャル広告ビジネス開発シニアディレクター Ian Chan:
「中国10億人の消費者を動かす Tencnet 」
・15:00- WeChat Work ビジネス開発ディレクター Andrew Lai:
「中国でWebマーケティングするなら Tencent:インテリジェント エンタープライズを構築するための連携」
・15:30- Changyi (Shanghai) Information Technology※ 最高マーケティング責任者 Vincent Zhang:
「ミニプログラムで新たに小売の獲得を」
・16:00- iClick Interactive 取締役 及び 海外事業推進部代表 Frankie Ho:
「閉会のご挨拶」
100名ほど収容できる会場は、ほぼ満員。
大手消費財メーカー様をはじめ、多数の小売様、メーカー様、マーケティング企業様が
熱心に耳を傾けて下さっていたのが印象的でした。
シープラス吉野からは、
「中国インターネットサービスを理解するためのポイントについて」お話をさせて頂きました。
まず中国向けビジネスで成功するための大前提として、
中国ならではのWEB環境と、中国人ユーザーが普段どのようにWEBを活用して
情報収集しているのかを本質的に理解しておくことが必要です。
ここを理解しておくことで、適切な手の打ち方、プロモーションの手法やコツ、有効な戦略が見えてきます。
大きな特徴としては
①ホームページを開設し企業やサービスを紹介することが一般的ではない中国
②企業が発信する情報にユーザーが依存していない中国
③ユーザーのMobileデバイスへの依存度が高く、アプリの利用率が高い中国
④Webサービスの殆どはCGM(Consumer Generated Media)ユーザーの投稿によってコンテンツが生成される中国
なぜなのでしょうか?
こちらはまた改めてブログ(コラム)で一つずつ紐解いていくことにします。
本日はこの辺で。
Report②では、iClick Interactive社のスピーチをご紹介していきます。
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