こんにちは。C-Plus(シープラス)奥村です。
7月に開催しましたセミナーの各ポイントを数回にわけてご紹介しております!
第②回目の本日は、
今回はiClick Interactive アジアパシフィックビジネス 総経理 Eric Chengさまの
「840万人の中国観光客マーケットの開拓 及び 抖音(中国Tik Tok)の最新のプロモーション事例について」
ご紹介します。
そもそもiClick Interactiveって?どんな会社なの?と疑問に思った方も多いかもしれません。
と、その前に・・・
前回のブログでは、中国の様々な問題により
中国一般ユーザーのWEB環境や情報取得方法は独特であることを述べました。
その中で、中国人ユーザーが検索エンジンを利用する度合いは日本のユーザーと比較して低く、
Mobileデバイス依存が高いため、アプリの利用率が高い傾向にあります。
なんと、そのモバイルインターネットの1日の利用時間の半数以上(55%)が
「Tencent」サービス経由であることをご存じでしょうか。
その代表的なアプリは「微信(Wechat)」で都市部での浸透率は93%。
1日のPV数合計は100億にのぼります。
中国をターゲットにビジネスをする場合、このTencentは外せないということが
お分かりかと思います。
話を戻しましょう。
iClick Interactiveって?どんな会社なの?
一言で言うと、iClick Interactive Asia Group Limited(NASDAQ:ICLK)は
中華圏最大のデジタルマーケティングテクノロジー企業です。
そして、わずか3社のうちの1社である「Tencent」のプラチナパートナーなのです。
Baiduインターナショナルユニット、CTRIP、RED(小紅書)といった、
中国大手IT企業の海外におけるNo.1戦略パートナーでもあります。
TENCENT MARKETING API データシステムにアクセス権限を所有しているので、
Tencentのデータから消費者をプロファイリングすることが可能なのです。
特にオリンピックを控えた日本で注目したいのは
『中国観光客向けiClick Tencent DSP( TRAVEL+ )デジタルソリューション』です。
Tencent系のAPPからユーザーの情報を収集し、AIビッグデータ計算法を活用し、
30日以内に日本へ来るであろう中国人ユーザーや、日本へ旅行中の中国人ユーザーをターゲティングし、
彼らの興味に即した広告掲出が可能です。
なんと、そのユーザー識別度の精度は98%以上です。
日本を訪れるであろう訪日前中国人、そして訪日中中国人に
適切なタイミングで、的確にバナー広告を出すことで日本での消費をタイムリーに促すことができるこのサービスを、
日本の高級ホテル、航空会社、美容、化粧品などの幅広いナショナルクライアントがすでに利用しています。
2009年に設立されたiClickは香港に本社を置き、9つのグローバルオフィスを通じてアジアとヨーロッパをカバーしており、2017年12月にはナスダックに上場しています。
ちなみに
C-Plus(シープラス)は「iclick Interactive Co.,ltd」と日本における正規広告代理契約を締結しています。
より詳細を知りたい方はお気軽にお問合せ下さい。
抖音(中国Tik Tok)の最新のプロモーション事例については
またどこかの機会でお伝えしましょう。
次回は、いよいよTencent社スピーチをご紹介していきます。