こんにちは。C-Plus(シープラス)奥村です。
7月に開催しましたセミナーの各ポイントを数回にわけてご紹介しております!
第3回目の本日は、中国Tencent社のスピーチについてです。
<Tencent社 登壇内容>
・Tencentソーシャル広告ビジネス開発シニアディレクター Ian Chan:
『中国10億人の消費者を動かす Tencnet 』
・WeChat Work ビジネス開発ディレクター Andrew Lai:
『中国でWebマーケティングするなら Tencent:インテリジェント エンタープライズを構築するための連携』
上記より本日は 『中国10億人の消費者を動かす Tencnet 』について
Ian Chan氏のスピーチをお伝えします。
と、、、まずその前に。
前回のブログで、中国をターゲットにする場合、このTencentは外せないということをお伝えしました。
その一番の理由が、中国人がモバイルインターネットを利用する時間の半数以上が
「Tencent」のサービスを経由していることに起因します。
その代表的なアプリは「微信(Wechat)」で都市部での浸透率は93%。
1日のPV数合計は100億にのぼります。
ここでおさらいですが・・・
■微信(Wechat)とは、Tencent(騰訊)が2011年にリリースした、文字や音声、写真や動画、
グループチャットなどでコミュニケーション通知など基本機能が出来る無料メッセージアプリで
Weiboなどと並び中国をメインに大人気SNSです。
ダウンロード数:12億(中国国内約7億)、DAU:10億
この数値からみても、世界でも最大規模かつ
非常に高い利用率を誇るソーシャルアプリであることがお分かりかと思います。
メッセージのみならず、決済や送金機能を搭載しているのも特徴です。
なんとも、驚異的なツール「Wechat」!ですね。
これを前提に、Ian Chan氏からは
主にTencent、Wechatをどう活用すればプロモーションが有効なのかを
事例を元にお伝え頂きました。
- 自社公式アカウント開設 to 発信(WeChat内ホームページ)
- 企業公式アカウントを利用したPR
- メディア公式アカウントを活用したPR
- KOLアカウントを活用したPR
- 利用者の履歴を利用したターゲティング広告
- モーメンツ広告
- ミニプログラム
一つ一つ、大変中身の濃い充実した内容になっておりますので
ぜひ詳細はお問合せ頂ければと思います。
ここででは最後の一つ「ミニプラグラム」について簡単にふれておきましょう。
ミニプログラムはダウンロード不要ですぐに使えるアプリ内アプリで
ユーザーはWechat内でスワイプまたは検索で簡単にアプリを開くことができます。
毎日Wechatを利用している中国人にとって、なんとも便利で使いやすいシステムといえます。
弊社の中国人スタッフにインタビューしてみたところ、みんな日常的に使っているようです!
少しイメージしづらいかもしれませんが
日本で例えるなら、LINEアプリを開いた際に、お気に入りのアプリを
そのままLINE内で開くことができ、情報を取得したり
そのまま予約や購入、更にはそれをシェアできるイメージでしょうか。
日本企業にとっては
ECビジネス(インターネットショッピング)、会員獲得(CRMデータの接続)、生放送(+オンライン購入)
などが行えてクロスボーダー決済は取引率の問題解決にもつながるメリットがあります。
今後注目すべきプロモーション手法の一つといえます。
さて、全3回にわたり、中国デジタルマーケティングセミナーについてご紹介させて頂きましたが
いかがでしたでしょうか?
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