C-Plusインバウンドlesson第3回:Promotion手法“KOL”活用は果たして有効なのか?-後編-

前編では、KOLの有効性について述べてきました。
ただしいくつか注意も必要です。

以下は利用にあたって気を付けたい注意点です。

・実績と得意領域の確認
フォロワー数だけで判断しない。フォロワー数は一つの指標ですが、実際のアクションには
ほとんどつながらない幽霊フォロワーも存在します。
また得意な領域も各個人ごとで異なります。
過去の配信実績やフォロワーとの交流内容のチェックで
ある程度は想定をつけることができます。
そのうえで何名かを試しながら有効なKOLを絞り込んでいくプロセスが重要です。

・発信したい内容に応じたプラットフォームの選定
例えば、ファッションや化粧品の情報であれば、憧れてフォローしているKOLに触発されて
即ECでの購入などアクションにつながる可能性もあり、
写真や動画を多用できるWeiboはあっています。
一方、観光地情報や日本での買い物攻略などは、情報に接してすぐにアクションにはなりませんが
頭にとどめおき機会がある際に検索してしっかり読み込んでもらえる
個人旅行専門サイト等でのブログ形式があっていると考えます。

・レスポンスの測定
閲読数数、いいね数、コメント内容の確認は通常やるべきことですが、例えばその発信以降、
旅行や評価サイトや、ECサイトの個人代購の出品数が増えているか、などの
関連するWebサービス上での変化をおさえることも重要だと考えます。
実際中国マーケティングに精通した企業は独自にこのようなKPIを設定して
PRの波及効果を測定しています。

次回は中国メディアの活用について私たちの経験から獲た知見をお伝えします。

また、弊社ではKOL活用のご提案も行っております。

お気軽にお問合わせ下さい。

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